早期教育に否定的だった私が娘を幼児教室に通わせている理由。
私は出産前も出産直後も「早期教育」には否定的でした。
妊娠中も「胎教」なんてものには興味がないどころか、「胎教ビジネス」とまで思っていました。汗
実際、妊娠中になぜかマフィア映画ばかり無性に見たくなり、NetflixやApple TVでマフィア映画や任侠ものばかり見ていて、当然モーツァルトや癒し系音楽とは真逆の怒号や銃声ばかり聞かせていました。(さすがに今更反省)
そもそもお腹の赤ちゃんにはテレビの音はほとんど聞こえないと思っていたので気にしませんでしたが。
妊娠中って、やたらと不安を逆手にとるような広告に踊らされませんか?
「このクリームで早いうちからマッサージすれば妊娠線ができにくい」
「このサプリを飲めば赤ちゃんの成長をサポートできる」
「このCDをお腹の中の赤ちゃんと聞けば、知能発達に良い」
「このDVDを見て体操すると安産になる」
などなど、、、
挙げたらキリがないくらい。
まさに「妊婦向けビジネス」。
これは妊娠、出産に限ったことではないですね。
世の中のありとあらゆるビジネスの多くは不安や不満を解消することで成り立っていますから。
そして産後も例外ではなく、「育児ビジネス」にさらされるわけで。笑
でも、私が娘を幼児教室に通わせてる一番の理由は、「私が楽しい」から。
毎日お家で娘と二人きりで、もちろん児童館や支援センターもわりと積極的に行っているけど、他のママと話すことも限られてるし、悩んでいることを気軽に相談したりって意外と遠慮しちゃったり。
こんなときどうすればいいんだろう。っていう疑問などは、ネットや育児本で調べるけれど、やっぱり孤独な作業なんですよね。
いろんな情報が溢れてて、結局その中から選んで実行するのは自分だし、何が正解かも分からない。
娘はとにかく手がかからなくて、後追い期に入る前までは一人で長時間遊んでいる子でした。
ほとんど泣かないのでそれに甘えて私も家事や料理、その他のやりたいことを優先していました。
するとある時、
「あれ?うちの子あんまり笑わない?」と感じて、そこからそのことで悩むように。。
でも生後半年くらいで今更赤ちゃんとの遊び方とか周りに相談できないし。。
で、たまたまネットで知った幼児教室の体験に行ってみると、赤ちゃんとの遊び方や関わり方、手作りおもちゃでの遊び方、どういう行動がいい刺激になるとか、食育やら手遊び歌やらいろんなこと教えてもらって、そこから私の心がかなり軽くなったのです。
それで試しにお家でもできることから娘にしていくと、1ヶ月経つ頃には娘が驚くほど笑うようになりました。
音楽に合わせて体を揺らしたり、名前を呼んだら手をあげるようになったり、これで遊んで〜っておもちゃを持ってきてくれたり。
毎回幼児教室では母親達の為のミーティングがあって、そこで育児の悩みなどを相談したり、できるようになったことなどを報告したりする時間があって、私はその時間がすごく楽しくて。
とにかく育児って孤独な心を軽くすることが何より大切なんだなって思いました。
なので子どものIQを伸ばすためと言うよりも、
母親である私自身の楽しみのために通っています。
この体験から私は育児や教育に関する直接的な情報以外にも、いかに楽しく育児できるかという情報にも積極的にアクセスするようになりました。
地域のイベントや、本や、育児ブログやSNS、ママ友など、
「楽しそう!」
と思えることを今後もできる範囲でやろうと思っています。